『ツバサ』普通設定
概要:
砂漠の中の国・玖楼国では、謎の集団の横槍により、玖桜国の古代遺跡内でサクラ姫の記憶が飛び散ってしまう。その羽を取り戻すため、幼馴染の少年・小狼は同国の神官の力により異世界へ旅立つ。
純和風(もしくは中国風)の国・日本国では、あまりにも刺客を殺しすぎた黒鋼が、主君・知世姫の力により異世界へ強制移動。
雪と氷に閉ざされた国・セレス国では、同国の王様を魔力により眠らせたファイが、出奔し、自力で異世界へ。
そうして偶然にも(侑子さんが言うには必然らしい)ほぼ同時に日本に降り立つ三人。
次元の魔女・侑子に、願いを叶えるため、『対価』としてそれぞれの一番大切なものを差し出す。
「サクラ姫の羽を取り返すために」・「もと居た国へ帰るために」・「もと居た国へ帰らないために」――…
謎の白饅頭・モコナを先導に、それぞれの思いが絡みあいながら、異世界への旅が、今、始まる。…
名前(読み仮名) |
もと居た国名 |
特徴 |
詳細・考察 |
黒鋼(クロガネ) |
日本(ニホン)国 |
日本国最強の忍者。 腕っ節には大変自信有り。意外に周囲を良く観察している。 平時は怒りっぽいが、戦闘時は冷静。 あまりにも人(刺客)を殺しすぎたため、主君・知世の手により異世界へ飛ばされる。 ちなみにその際、人を殺すと自身が弱くなるという「呪」を彼女から掛けられている。 |
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サクラ姫 |
玖桜(クロウ)国 |
パーティーの紅一点の少女。 玖桜国の王位第一継承者。ちなみに、兄が王様。(父はすでに他界) 王家の人間だが、身分を気にすることなく、城下の町民たちとも親しく付き合っていた様子。 死んだ人を見るなどの不思議な力を持つ。 現在、記憶を失くしている。 |
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小狼(シャオラン) |
玖桜国/その他周辺 |
(おそらく)主人公の少年。 今は亡き義父・藤隆さんの影響か、遺跡発掘の手伝いをしながら旅をしている。 サクラ姫とは7年前からの幼馴染。 …ちなみに、知り合うきっかけは藤隆さん。 藤隆に拾われる前までの記憶が無い。〈4巻参照〉 |
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桃矢(トウヤ) |
玖桜国 |
サクラの兄にして玖桜国の王。 妹姫を大事に思っている。 一方で、幼馴染の雪兎が自分に対し敬語を使うと、突っ込まずには居れない性格。 |
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知世姫 |
日本国 |
日本国の姫君。(純和風) 黒鋼唯一の主。相当な魔力の持ち主。 |
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ファイ・D・フローライト |
セレス国 |
セレス国の魔術師(ウィザード)。 同国の王様を魔法で眠りにつかせるという、…1巻からいきなり謎行動をしている。 常にマイペース、常に笑顔。 しかし、だらけているように見えても、能力の高さは相当なもの(多分)。結構食わせ物的キャラ。 |
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藤隆さん |
玖桜国/その他周辺 |
小狼の義理の父親。 考古学者で、玖桜国に埋まっている遺跡を発見し、故・前王に進言した。 柔和な笑顔が特徴。すでに他界。 |
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モコナ |
日本 |
見た目は白饅頭。 ウサギのような長い耳と丸い胴体。一見、ただのマスコット。 しかしてその実態は、異世界を渡ることが出来るという優れもの(ただし、ランダム)。 転送機能&万能翻訳機能付き。 現在日本には、そっくりな黒饅頭も居る。 |
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侑子/次元の魔女 |
日本 |
『対価』を払うことにより、様々な願いを叶えてくれるという魔女。 かなりの美女だが、ずぼらとも思える箇所も多々有り。大の酒好き。〈『×××HOLIC』参照〉 |
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雪兎(ユキト) |
玖桜国 |
玖桜国の神官。 桃矢とは幼馴染だが、公の場では普段は敬語。その流れで普段も敬語(そして文句を言われる)。 予見(サキミ)も出来るし、魔力も相当なもの。 |
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サクラ姫の羽を狙っている謎の集団。 どういうわけか、手を出す手段が限られているらしく、現在その企みは全て失敗。 |
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