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 概要:

 

 厚生省管轄の、関東信越厚生局麻薬取締部(略して麻取/マトリ)がお話の舞台で。

 麻薬取締部って何かって言うと、一般的に麻薬Gメンとか言われてる人たちだと思ってもらえれば良いですか。警察とは違って、厚生省管轄

元々、通年採用をしていない部署で、人員の採用に関しては非常に高倍率、しかも、誰か辞めた時に人員補給として採用するので、採用人数も極少という関東信越〜(以下略)に、ある時、偶然にも2名の退職者が出たため、同数の2名を採用するに至ります。

――で、その非常に珍しい新人2人。

一人は新人の癖に新人らしくない、ヘビースモーカーの男、倉林 春(クラバヤシ ハル)。

もう一人はある意味で、メチャクチャ新人らしいへっぽこ、衛藤 快(エトウ カイ)。…両名とも男です。

春は新人の癖に訳知り顔で、おまけに偉そうだし、一人で勝手に捜査するし、快は快で、大事な捜査に寝坊して、遅刻してくる始末だし、おまけに、天然にボケている。――どっちも問題アリ。

…まあ、マトリにいる他の捜査員だって、一筋縄ではいかなそうな人たちばっかりなんですがね。

はてさて、そんな新人マトリ二人をワンセットにした(捜査は二人一組が基本)比企部長の真意も気になりますが、新人二人含む登場人物それぞれの麻薬に絡まった謎が、一体どんな方向へ向かいますか。

 

名前(アイウエオ順)

特徴

衛藤 快(エトウ カイ)

マトリの新人捜査官。一見、ただのお荷物

普段はへっぽこだけど人情系、真面目だけども可愛い。初登場時からガサ入れに寝坊しているお間抜けさん

しかし、その裏側は…。

梶山(カジヤマ)

マトリの捜査一課課長

熱血一本気男。課長とはいっても、マトリは手狭なので、別に自分専用の部屋はあったりはしない。自分の机はあるけども(←捜査員には皆あるって)

葛井 マリ(クズイ)

マトリの薬物鑑定官

国立の薬学系大学を出た才媛。才色兼備。だけども、普段はボーっとしている。

惜しいことに、オシャレの才能は無い

小さくて可愛い物大好きで、現在、快ちゃんラヴ(片思い・一方通行)

倉林 春(クラバヤシ ハル)

マトリの新人捜査官。新人の割りに偉そう。新人の癖に、やけに薬関係の事情に詳しい

常に煙草吸ってるようなヘビースモーカー。確かに有能だけども、負けず嫌いで一匹狼的な行動派。捜査は、二人一組が基本なのに…。

成田(ナリタ)

おっちゃん刑事。マトリと警察は捜査対象がかぶることが度々あるので、基本的に犯人逮捕は早い者勝ち。そのせいで、梶山からは一方的に嫌われている。

結構有能。愛煙家だけども、そのポケットには飴が入っている不思議な人。

比企(ヒキ)

関東信越厚生局麻薬取締部のやり手部長支部長

今のところ、マトリでは彼より上役って人は出てないですね。普段、大抵笑顔の割りに、意外に考え方がシビアでクール。怒らせたらバリ怖

色々なところにツテがある。