『×××HOLIC』普通設定

概要：

　アヤカシという、まあ普通に言うならお化けとか幽霊とか神様一般に、街中・学校構わず出会いまくり、日常生活にも支障をきたしがちな少年・四月一日君尋（ワタヌキ キミヒロ）君。

　そんな彼が、いつもの様にアヤカシに付き纏われて困っていたある日の放課後。背中に乗っかられて罵詈雑言吐きながら、その重さで潰れかけてたその時に――「ふざけんなあ」と叫びながら、とっさに手を着いた黒い板塀。

　するとアラ不思議。アヤカシが掻き消えて、オマケに驚いてその家の方を見ると、何故か足が、意識に猛烈に反発して、強引に家の中に入ろうとするじゃないですか。

「ちょっと待って俺―っ！」

　そうして叫びながら入った家で、出会ったのは、市原侑子（イチハラ ユウコ：しかも偽名）と言う名の美人な女主人と、侍女のマルとモロ。

　実はこの家、願いを叶える「店」、らしい。そこで不思議な話を聞かされた四月一日君。

　ついつい、体質改善なんていう自分の願いを口にしちゃったからもう、毒牙一発。

「働きなさい」

　願いを叶え（させ？）るために強制労働決定。クーリングオフ期間、一切無し。ちなみに労働内容は家事一般（←得意分野）。

いつの日か労働と対価が見合い、彼の願いが叶う日は来るのか。果たして。

名前／アイウエオ順	特徴
市原　侑子 （イチハラ　ユウコ）	願いを叶える店の女主人。結構な美女。 不思議な力を持っていて、占いやら何やらが得意。 むちゃくちゃ酒豪。 ちなみに、『ツバサ』世界内では、次元の魔女と呼ばれている。
久軒　ひまわり （クノギ　ヒマワリ）	四月一日のクラスのクラス委員長。 美少女で、笑顔が素敵。四月一日の憧れの少女で、最近仲良くなった。 詳細は不明だが何らかの能力を持っているらしい、結構謎の多い少女。
百目鬼　静 （ドウメキ　シズカ）	「あの見た目で静ちゃん…」と言われること必至。 四月一日のクラスのクラス委員長。（男） アヤカシは見えないけれども、払う力があり、最近は、アヤカシに付き纏われている四月一日とワンセットになることが多い。 家は寺。弓道部所属。
マルとモロ	フルネームはそれぞれ、マルダシとモロダシ。侑子の店の侍女。人の台詞を繰り返すのが好き。 一見、能天気な子供だが、魂が無いらしい。 ほとんど顔の作りは一緒だが、髪型の違いにより一般の人気は偏り気味。
モコナ	見た目、黒饅頭。『ツバサ』世界で登場しているモコナと、色以外の姿形がそっくり。 お化けを見たり吸収（？）したりする能力は、こちらのモコナだけの能力。 侑子とは酒飲み仲間で、意外に酒豪。
四月一日　君尋 （ワタヌキ　キミヒロ）	アヤカシに付き纏われて、苦労している主人公。多分、高校生。 基本的に人が良い性格だが、何故か百目鬼とは犬猿の仲（ただし、一方的）。 両親は事故で他界。現在は親戚のアパートで1人暮らし。家事はエキスパート。